トイレつまり修理業者は?異物つまり解消料金8800円より

トイレつまり

尿取りパッドがつまったトイレ

トイレ便器に尿取りパッドやペットシーツなど固形物を落としてそのまま流してしまうこともありますよね…。このようなときの業者の修理では、トイレ便器を床面から取り外す作業が必要と考える方もいらっしゃるでしょう。

実際に「トイレに異物を流したら、必ずトイレ便器を床面から取り外す作業が必要」と説明する業者もあるようです。

しかし、実際は、トイレ便器を床面から取り外さずに修理ができることも多々あります。

そこで今回は、トイレ便器を床面から取り外さずにできる修理について解説いたします。トイレ便器を外さない修理と外す修理の大まかな判断や、当社の修理事例を記載したので、参考にしてみてください。

尿取りパッド、ペットシート

尿取りパッドやペットシートをトイレに流してしまうこともあり得ます。これらがつまった場合、必ずしもトイレ便器を取り外して修理するとは限りません。

ある程度条件はありますが、トイレ便器を取り外すことなく、修理ができる可能性もあるのです。
その条件とは、①「尿取りパッドやペットシートのサイズ」と、②「建物のタイプ」です。

たとえば、小さなパッドやペットシートが戸建て住宅の1階のトイレにつまった場合は、手動式圧力ポンプを使って修理ができる可能性が大いにあります。

手動式圧力ポンプ

(手動式圧力ポンプ)

作業時間は5分から10分ほどで直ることもあります。
もちろん、トイレつまりの状況によっては小さめのパッドが戸建て住宅1階でつまっていても、手動式圧力ポンプでは直らない場合もあり得ますので、ご理解ください。

サイズが大きい尿取りパッドやペットシートの場合は、手動式圧力ポンプでは修理ができない可能性が高く、この場合は、トイレ便器を外した上でつまったものを取り出す作業が必要です。

マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、トイレ排水管の途中でひっかかって再度つまる可能性もあるので、こちらを十分に考慮した上で修理をする必要があります。

トイレ便器を外すかどうかは、点検でつまりの状況を把握した上で判断します。最初からトイレ便器を取り外すことを前提で作業を進めることは当社ではしておりませんので、ご安心ください。

メガネ、検尿カップのトイレつまり

トイレ便器にメガネを落としてしまうトラブルも発生します。
尻や胸元のポケットにメガネを入れていて、そのまま落としてしまい運悪く流れていくこともあるでしょう。

メガネがトイレ便器内の手前側にひっかかってつまっている場合は、トイレ便器を取り外さずに修理できる可能性が高いです。
しかし、奥に流れて行っている場合は、トイレ便器を床面から取り外して修理をするしか方法がないこともあります。

また、メガネのレンズは破損していること、表面に傷がついていることがほとんどです。

4月以降になると健康診断のために自宅で採尿をする方が増えますが、その際に検尿カップを便器内に落として流してしまうトラブルが多発します。
カップもメガネと同様で、トイレ便器内の手前側でつまっている場合は、便器をとり取り外さずに短時間で修理ができる可能性が高いです。しかし奥まで流れてしまえば、床面からトイレ便器を取り外して、カップを取り出す必要があります。

どの辺につまっているのかが重要

メガネ、検尿カップによるトイレつまりの解説で、すでにお分かりいただけたかと思いますが、
つまりの原因がどのあたりにあるかがポイントです。

ざっくりとした解説になりますが、トイレ便器内部の手前側につまっている場合は短時間で修理ができる可能性があり、奥まで流れて行っている場合は、トイレ便器を床面から取り外して修理をする必要があります。

トイレ便器の手前側でつまっている便器を取り外さずに修理ができる可能性あり。
トイレ便器の奥側でつまっているトイレ便器を床面から取り外す可能性高。

上記は、絶対ではありません。

トイレつまりの状況によっては例外もあり得るので、一度当社にご相談ください。わたしたちが点検をして最適な修理方法を判断いたします。

ここでトイレ便器の内部についてご紹介いたします。

トイレの図解

参考:TOTO

上の画像は、トイレの仕組みをイラスト化したものです。トイレ便器内部の水の通り道(排水経路)は、まっすぐではなく曲がっていることがお分かりいただけるかと思います。

曲がっている箇所があるため、固形物を流してしまうとトイレがつまるのです。
手前であれば取り出しやすいですが、カーブをすり抜けて奥まで流れてしまうと、手前からの修理は困難なのがご想像つくかと思います。

奥でつまっている場合は、一度トイレ便器を床面から取り外し、便器の底からつまった固形物を取り出すことで修理をするのです。

異物のトイレつまり修理の事例

ここからは当社が実際におこなったトイレつまりの修理事例をご紹介いたします。

お客さまから「家族が尿取りパッドをトイレに流してしまったようで、トイレがつまっているから見に来てほしい」とのご連絡がありました。
今回のお宅は戸建て住宅で、1階に高齢の夫婦、2階に息子夫婦が住む2世帯住宅でした。トイレがつまったのは1階のトイレで、尿取りパッドがずれ落ちて、そのまま流してしまったそうです。

尿取りパッドは、紙おむつと比べてサイズは小さく、トイレ便器を床面から取り外さなくても修理ができそうに感じました。しかも今回のトイレは1階だったので、その可能性はさらに高まります。

尿取りパッドがつまったトイレ

お客さまの同意を得て、トイレの点検をしたところ、トイレ便器を取り外さずに修理ができる可能性がありました。お客さまに修理費用を提示し、修理方法もご説明したところ、すぐに申し込みをしていただけたので作業に入ります。

持参していた手動式圧力ポンプを使用して、5分ほど作業をしたところ、つまりが解消しました!
念のため、トイレの水を流してお客さまと一緒につまりがないことを確認したところ、問題はありませんでした。

このようにトイレの修理は必ずしも便器を取り外すとは限りません。当社は可能な限りトイレ便器を取り外さずに修理をしております。トイレつまりが発生したらお気軽にご相談ください。

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